"「誰か来て! 助けて…」
必死に逃げ惑う少女の瞳には、恐怖がありありと浮かんでいた。
もしこの不審者たちに捕まったら、どんな目に遭うことやら…。
平和ボケと言われるこの国の女子校生でも、想像するのはたやすいことなのだろう。
憐れみを乞うのも虚しく、好き勝手に犯されてしまう自分…。
(そんな…イヤっ! 何でこんなことに…)
ついさっきまでは、何ごともなくいつも通りの時間を過ごしていた早紀。
それが何の落ち度も理由すらもなく、こんな災いに遭遇する不条理…。
「運が悪かったんだよ(笑)」
雑居ビル裏の袋小路に彼女を追い詰めた男たちは、不敵な笑みを浮かべていた。
手早くこの女子校生の肉体を梱包し、そのままかっさらう算段のようだ。
男たちにとっては拉致という凶行も、ファーストフードのテイクアウトに等しいのか…。
""荷""を積み終えた車が去った現場は、何事も無かったように静けさが戻っていた。

混濁する意識の中で早紀が目にしたのは、冷たいコンクリートの壁に囲まれた空間だった。
口には何か詰め込まれていて、声をあげることすらできない。
もっとも、この完全に外界から閉ざされた密室では、
どんなに声を張り上げて泣き叫ぼうと、誰の耳にも届かないだろうが…。
男たちは喜々として、女子校生の肉体を弄び始める。
「イヤイヤ言いながらこんな卑猥な液体を垂れ流しちゃうんだから、ホントはしたないねぇ(笑)」
性器から滲み出る粘液を確かめ、糸を引かせて嬉しがる男たち。
どれだけこの無法者たちを嫌悪しようとも、
指先で性感部位をまさぐられただけで、陰核はキンキンに勃起して膣内は愛液を湛えてしまう。
敏感に反応してしまう自分の肉体に妙な罪悪感を覚える早紀だったが、
この不条理な運命を呪う気持ちに比べれば、微々たるものであろう。
その当事者である男のいきり勃った男根が、ズチュズチュと早紀の膣内を侵していく。
「んふっ…!? んむふ?ぅ」全身を駆け巡る強烈な刺激に、堪らず鼻息が荒くなり呻き声も。
さらに硬く反り返った肉棒の出し入れが加速すると、
否応なしに鮮烈な刺激は性的な快感へと変わっていく。
早紀の意識の中でそれは認め難いことであろうと、性器の粘液分泌量は増していくばかり。
この冷徹な事実が、早紀を絶望のどん底へと導いたようだ。
猿ぐつわを解かれた途端、口の中へも肉棒がネジ込まれる。
上下の肉穴をズコズコと2本の肉棒で犯され続ける早紀は、
もはや何もかも諦めてしまったかのように、肉体を委ねきっていた。
それはさながら、生ダッチワイフと呼ぶに相応しいかもしれない。

緊縛された肉体を吊るし上げられ、なおも嬲られ続ける早紀。
""運悪く""男たちの欲望の餌食となってしまったこの女子校生は、
この後、解放されても、今まで通りの日常生活に戻れるかどうか…。
なにしろ輪姦されてる間、乳首はビンビンに勃起し、膣内は粘液が止めどなく溢れ出る始末。
彼女の感情はともかく、その肉体は興奮しきっている事は明らかなのだから…。
少なくとも性生活において、
以前のように慎ましく過ごすことはもはや不可能だろう。