クラスの中でも1番小柄な美花は、妹のように可愛 がられている存在である。
飛び抜けた美人ではないが、愛想のよいキュートな 笑顔で同性からも好かれるタイプ。
性格的には人当たりもよく、健気かつ無邪気で情が 深い。
そんなしおらしい女子校生が、あろうことかX字状 に磔(はりつけ)にされているとは!
ほんの数分前までは、普段通りに下校していたはず なのに…。
おそらく彼女自身、己の身に何が起きているのか、 まだ理解できずにいるだろう。
無理やり開かされた美花の股間は、丸っきり無防備 な状態といっていい。
目の前では如何わしい連中が、ギラギラした欲望に満ちた視線でニヤついているのだ。
要するにこの少女の肉体は、男たちの溜まりに溜 まった性欲への生け贄であった。
荒縄で全身を縛られ、吊るし上げられてしまう美花の肉体。
まるで糸が何本か切れた操り人形のように、無様な格好である。
そんな恥ずかしい体勢でも、バイブで責められるとまた感じてしまう。
不逞の輩に貞操を踏みにじられて、羞恥心はとっくに限界を超えている。
今はむしろ、そのような屈辱にまみれるべき状況で、貪欲に快感を求め続ける己の肉体に対し、
ただ愕然とするのみの美花。何か緊張の糸が切れたかのように、抗う気力を失っ ていった。
抵抗する意思を放棄した女子校生の肉体は、さながら生身のダッチワイフ状態であった。