箱入り娘というのは、こんな少女のことを言うのだろう。
夏でも透き通るような色白肌で、いかにも上品そうなたたずまい。
裕福な家庭で不自由なく育ったため、他人を疑うということを知らない。
(心からお願いすれば許してもらえる。解放してくれるはず…)
拘束されて天井から吊るされてる状況にもかかわらず、このようなナマぬるい希望を捨てられない、お人よしっぷり。
程なく、世の厳しさ不条理さを、身をもって思い知ることに…。

じっとり湿ったワレメを好き勝手にまさぐられると、クチュクチュと卑猥な音がすぐさま漏れだす。
「イヤっはあぁ…そんなにイジらないで」
温室育ちのわりに、性に関しては早熟な方だった。
奔放に快感を享受してしまう性器に、戸惑いを覚える遼子。
M素質の自覚もないし、凌辱願望など抱いたこともないのに…。
(それなのに、なんで!? こんなはずじゃ…)
泣きそうな顔で懸命に耐えるが、股間はますます粘液を分泌するばかり。
しまいには潮まで噴いて、為す術も無くイカされてしまう。

早熟な肉体ではあるが、アナル方面は全くの手付かず。
指先をヌプヌプ出し入れされ、ゾクゾクするような心地を体感する遼子。
そしてさらに、アナルバイブの鮮烈きわまりない刺激が…。
「やっやめて、そこは…そこダメ?ぇ」
困惑しきった表情で、未知の感覚に身を委ねる。
仕上げは浣腸調教。細い管を尻穴にネジ込まれ、ポンプで液体を注入されるのだ。
その光景は、完全に生体実験さながら。
自分の肉体をいいように扱われ、恐怖心は限界寸前にまで達していた。
そんな中、懸命に便意に耐える遼子であったが、二穴同時でバイブ責めされると、もう一溜まりもない。
下半身をビクンビクン痙攣させ、どんどん力が脱けていく。
(あっあっダメっ…もう無理いぃ)
股間全開で性器まる出し。ヒクつく肛門には、男たちの好奇の視線が集中。
こんな恥ずかしい状況で、排泄恥態を見せ物にされる少女。
お嬢さま育ちの女子校生が、人前でブピブピと脱糞してしまう。
眼差しは虚空をさまよい、上品な顔だちは完全に放心状態で呆然…。
失意が極限にまで達すると、自暴自棄になるか、精神崩壊するかの二択であろう。

しかし、輪姦されて快感に悶える姿は、そのどちらでもないようだ。
まるで身体の奥底に堅く閉ざしていた本性が、心の堤防が決壊したせいで、一気に溢れ出てきてしまったかのよう。
レイプ願望という、官能的で恥知らずな欲望が…。