1980年代、まだ「昭和」の時代に人気を博したSMモデル、寺山久美の画像を集めてみました。
現代のミニスカ女子高生を基準にすると、「誰、このオバサン?」と言われてしまいそうですが、
SMモデル=不細工が当たり前だった時代に、セーラー服を着て颯爽と(?)縛られる久美嬢の
美貌は、それはそれは眩しく感じられたものです。「セーラー服緊縛の原点」は寺山久美にある!
…と管理人は強く思うのですが、いかがでしょう?(当時、まだ未成年の管理人には衝撃的でした)
寺山修司率いる「天井桟敷」の劇団員だったとか、撮影の時でも体に触れられるのを嫌ったとか、
いろいろなエピソードに事欠かない彼女ですが、その辺りはぜひ下記のページをご覧ください
http://www2.alice-novell.cc/pict/kumi/kumi.html
http://www2.alice-novell.cc/pict/b5/3kuki.html
http://www.st.sakura.ne.jp/~nishimu1/yomigaeruterayamakumi.html
そうそう。椋陽児 画伯も寺山久美がお気に入りだったのか、椋氏のイラストの中には寺山久美の
緊縛写真を元にしたものが多数存在します。比較しながら鑑賞するのもなかなか楽しいものです。
後半は、寺山久美のグラビアの中で最高傑作と信じて疑わない『少女縛り絵図』(グリーン企画)と、
モノクロながら構成の巧みさで魅せる『女高生無残・青い肉絶叫』の2作品を取り上げてみました。
寺山久美の魅力の一つは、その表情にあると思います。それは「演技力」の為せるワザなのか、
そのあたりはよく分かりませんが、「責められるオンナはこうでなくちゃ…」と思える実にいい表情を
します。ヘア厳禁の時代ゆえ、股間の処理にはかなり違和感がありますが、それを差し引いても
この写真集が輝いて見えるのは、寺山久美という女優の魅力に他なりません。永久保存版です。